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2020年度担当科目
憲法Ⅰ、憲法Ⅱ、法学入門、現代社会と法、環境と法、大学生入門a(火3)、大学生入門b(火4)、大学生入門c(水4)、教養特別講義a、教養特別講義c、知的財産権特論[大学院]
憲法Ⅰ
概要
本講義では、(1)憲法が定める、日本国を統治する仕組みや組織、安全保障のあり方などに関する基本的な内容を理解するとともに、(2)私たちが共生するこれからの社会において、どのような形での統治が望ましいのか(憲法の精神に沿った統治のあり方)を考えていきます。
講義計画
回数 | 講義内容 | レジュメ | ワークシート |
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第1回 | ガイダンス・日本国憲法の基礎 | ![]() |
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第2回 | 象徴天皇制 | ![]() |
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第3回 | 平和主義(1)-憲法9条 | ![]() |
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第4回 | 平和主義(2)-平和主義に関する諸問題 | ||
第5回 | 統治の基本原理(1)-権力分立、法の支配 | ![]() |
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第6回 | 統治の基本原理(2)-国民主権 | ||
第7回 | 統治の基本原理(3)-デモクラシー | ||
第8回 | 国会(1)-国会の地位と権能 | ![]() |
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第9回 | 国会(2)-国会の組織と活動 | ||
第10回 | 内閣(1)-行政権、議院内閣制 | ![]() |
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第11回 | 内閣(2)-内閣の組織と権能 | ||
第12回 | 裁判所(1)-司法権 | ![]() |
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第13回 | 裁判所(2)-最高裁判所の組織と権能 | ||
第14回 | 財政・地方自治 | ![]() |
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第15回 | 国法の諸形式 |
法学入門
概要
本講義では、3つのエビソードを通じて、(1)憲法、民法、刑法を中心とした、私たちの身近にある法の基本的な内容を理解するとともに、(2)実際に身近で起こりうる法的紛争をどのように解決していくべきであり、また、それをどのように予防していくべきであるのか(社会のルールのあり方)を考えていきます。
講義計画
回数 | 講義内容 | レジュメ | ワークシート |
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第1回 | ガイダンス・法学を学ぶにあたって | ![]() |
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第2回 | [刑事法①]刑法の基礎(1)-犯罪の成立 | ![]() |
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第3回 | [刑事法②]刑法の基礎(2)-刑罰 | ||
第4回 | [刑事法③]刑事訴訟法の基礎(1)-警察・検察段階 | ![]() |
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第5回 | [刑事法④]刑事訴訟法の基礎(2)-裁判段階 | ||
第6回 | [民事法①]不法行為法の基礎(1)-不法行為の成立 | ![]() |
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第7回 | [民事法②]不法行為法の基礎(2)-損害賠償 | ||
第8回 | [民事法③]契約法の基礎(1)-契約の成立と効力 | ![]() |
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第9回 | [民事法④]契約法の基礎(2)-契約自由の原則とその制限・例外 | ||
第10回 | [民事法⑤]家族法の基礎(1)-家族 | ![]() |
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第11回 | [民事法⑥]家族法の基礎(2)-相続 | ||
第12回 | [憲法①]統治機構(1)-三権分立、国会 | ![]() |
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第13回 | [憲法②]統治機構(2)-内閣、裁判所 | ||
第14回 | [憲法③]基本的人権(1)-基本的人権の不可侵性とその制約 | ![]() |
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第15回 | [憲法④]基本的人権(2)-個人の尊厳と法の下の平等 |
大学生入門a(火3)、大学生入門b(火4)、大学生入門c(水4)
概要
本講義では、(1)4年間のキャンパスライフを充実したものにするために、それに必要なことを考えるとともに、(2)大学での講義を受講するうえで必要不可欠な能力やスキルを身につけることを目的とする。また、(3)2030 年までの国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)を理解して、建学の精神に基づいたモノづくりに生かす素地を形成していきます。
講義計画
回数 | 講義内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | キャンパスライフ(1)-大学の授業に関する疑問に答えます |
第3回 | キャンパスライフ(2)-みんなに自己紹介をしよう |
第4回 | キャンパスライフ(3)-4年間のキャンパスライフをデザインしてみよう |
第5回 | キャンパスライフ(4)-キャンパス内の清掃活動をつうじて大学生活のマナーを考えてみよう |
第6回 | アカデミックスキル(1)-ノートの取り方を学ぼう |
第7回 | アカデミックスキル(2)-講演で実際にノートを取ってみよう |
第8回 | アカデミックスキル(3)-自分のノートをもとにみんなで議論してみよう |
第9回 | アカデミックスキル(4)-疑問に思ったことを調べてみよう |
第10回 | アカデミックスキル(5)-発表やレポート作成をする上で大切な作法(倫理)を身につけよう |
第11回 | アカデミックスキル(6)-調べたことを発表してみよう(グループ前半) |
第12回 | アカデミックスキル(7)-調べたことを発表してみよう(グループ後半) |
第13回 | アカデミックスキル(8)-レポートの書き方を学ぼう |
第14回 | アカデミックスキル(9)-実際にレポートを書いてみよう |
第15回 | アカデミックスキル(10)-レポートを修正して完成させよう |
教養特別講義a
概要
2020年度の「教養特別講義a」(前期開講)と「教養特別講義c」(後期開講)では、攻殻機動隊やPSYCHO-PASSなどの犯罪学的に興味深いアニメを素材にして、これからの社会における「自由と規律」のあり方について考えるために、国家による統制を犯罪法という側面から見ていきます。具体的には、(1)現在の犯罪法に関する基本的な内容を理解するとともに、(2)これからの社会において、犯罪の統制がどのようにあるべきかを考えていきます。前期に開講する「教養特別講義a」では、生命、人身の安全、行動の自由、性、表現、財産、公共の安全、交通、薬物、環境、企業、経済を対象にします。
講義計画
回数 | 講義内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 犯罪法の基礎 |
第3回 | 生命侵害に関する犯罪 |
第4回 | 人身の安全に関する犯罪 |
第5回 | 行動の自由に関する犯罪 |
第6回 | 性に関する犯罪 |
第7回 | 秘密暴露に関する犯罪 |
第8回 | 表現に関する犯罪 |
第9回 | 財産に関する犯罪 |
第10回 | 公共安全に関する犯罪 |
第11回 | 交通に関する犯罪 |
第12回 | 薬物に関する犯罪 |
第13回 | 環境に関する犯罪 |
第14回 | 企業に関する犯罪 |
第15回 | 経済に関する犯罪 |
憲法Ⅱ
概要
本講義では、(1)憲法が保障する人権の基本的な内容を理解するとともに、(2)私たちが共生するこれからの社会において、基本的人権がどのような形で具現化されるべきなのか、また、基本的人権をどうしても規制しなければならない場合に、その限界点がどのよう基準で設定されるべきなのかを考えていきます。
講義計画
回数 | 講義内容 |
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第1回 | ガイダンス・日本国憲法の基礎 |
第2回 | 憲法上の権利の主体と適用範囲 |
第3回 | 憲法上の権利の限界 |
第4回 | 個人の尊厳・包括的基本権 |
第5回 | 法の下の平等 |
第6回 | 家族生活における個人の尊厳と両性の平等 |
第7回 | 思想・良心の自由 |
第8回 | 信教の自由 |
第9回 | 表現の自由の意義と保護範囲 |
第10回 | 表現の自由の制限の合憲性と現代的課題 |
第11回 | 集会結社の自由、学問の自由 |
第12回 | 経済的自由 |
第13回 | 刑事手続上の権利 |
第14回 | 参政権・国務請求権 |
第15回 | 社会権 |
現代社会と法
概要
本講義では、(1)家庭、医療、福祉などをテーマにして、私たちの身近に存在する様々な法制度の基本的な内容を理解し、(2)社会で問題となっていることを周辺諸科学などの知見を活用して多角的に検討して、これからの社会に向けてどのような法制度にしていくべきなのか(生活に身近な法制度のあり方)を考えていきます。
講義計画
回数 | 講義内容 |
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第1回 | ガイダンス・現代社会における法制度を学ぶにあたって |
第2回 | 法の基本(1)-自由(未成年者の飲酒・喫煙禁止を題材にして) |
第3回 | 法の基本(2)-平等(ポジティブアクションを題材にして) |
第4回 | 法の基本(3)-社会権(生活保護や社会保険を中心に) |
第5回 | 家庭と法(1)-家族に関する法制度(扶養義務を中心に) |
第6回 | 家庭と法(2)-夫婦に関する法制度(夫婦の氏や経済を中心に) |
第7回 | 家庭と法(3)-夫婦に関する法制度(夫婦間の平等と差別を中心に) |
第8回 | 家庭と法(4)-子どもに関する法制度(虐待や子どもの貧困を中心に) |
第9回 | 医療と法(1)-生に関する法制度(人工授精や代理出産を中心に) |
第10回 | 医療と法(2)-生と死に関する法制度(人工妊娠中絶を中心に) |
第11回 | 医療と法(3)-生と死に関する法制度(臓器移植を中心に) |
第12回 | 医療と法(4)-死に関する法制度(安楽死・尊厳死を中心に) |
第13回 | 社会・福祉と法(1)-性に関する法制度(LGBTを中心に) |
第14回 | 社会・福祉と法(2)-高齢者に関する法制度(老齢年金を中心に) |
第15回 | 社会・福祉と法(3)-高齢者に関する法制度(高齢者介護を中心に) |
環境と法
概要
本講義では、(1)環境法に関する基本的な内容を理解するとともに、(2)長崎の環境紛争(諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門をめぐる環境紛争)について、その背景や現状をしっかりと把握し、どのような解決がなされるべきかを考えていきます。
講義計画
回数 | 講義内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 環境法の基本原則(1)-予防原則、汚染者負担原則 |
第3回 | 環境法の基本原則(2)-アセスメント(環境影響評価) |
第4回 | 環境保護の担い手 |
第5回 | 環境保護の手法(1)-命令監督手法 |
第6回 | 環境保護の手法(2)-土地利用規制、経済的手法 |
第7回 | 環境紛争の解決方法(1)-公害健康被害補償制度・公害紛争処理制度 |
第8回 | 環境紛争の解決方法(2)-損害賠償訴訟 |
第9回 | 環境紛争の解決方法(3)-日照妨害・眺望侵害・景観侵害・騒音 |
第10回 | 環境紛争の解決方法(4)-環境行政訴訟 |
第11回 | 長崎の環境紛争(1)-諫早湾干拓訴訟の背景と現状 |
第12回 | 長崎の環境紛争(2)-諫早湾干拓訴訟の解決に向けて |
第13回 | 廃棄物・リサイクル |
第14回 | 大気汚染・温暖化(1)-工業公害 |
第15回 | 大気汚染・温暖化(2)-車両排気ガス・地球温暖化 |
教養特別講義c
概要
2020年度の「教養特別講義a」(前期開講)と「教養特別講義c」(後期開講)では、攻殻機動隊やPSYCHO-PASSなどの犯罪学的に興味深いアニメを素材にして、これからの社会における「自由と規律」のあり方について考えるために、国家による統制を犯罪法という側面から見ていきます。具体的には、(1)現在の犯罪法に関する基本的な内容を理解するとともに、(2)これからの社会において、犯罪の統制がどのようにあるべきかを考えていきます。後期に開講する「教養特別講義c」では、労働、風俗、内乱、国交、公職、政治活動、公務、サイバー空間、人種、医療、少年の福祉、親密領域を対象にします。
講義計画
回数 | 講義内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 犯罪法の基礎 |
第3回 | 労働に関する犯罪 |
第4回 | 風俗に関する犯罪 |
第5回 | 公務に関する犯罪 |
第6回 | サイバー空間に関する犯罪 |
第7回 | 公職に関する犯罪 |
第8回 | 政治活動に関する犯罪 |
第9回 | 人種に関する犯罪 |
第10回 | 医療に関する犯罪 |
第11回 | 少年の福祉に関する犯罪 |
第12回 | 親密領域に関する犯罪 |
第13回 | 内乱に関する犯罪 |
第14回 | 外患に関する犯罪 |
第15回 | 国交に関する犯罪 |
2019年度担当科目
長崎総合科学大学
憲法Ⅰ、憲法Ⅱ、法学入門、現代社会と法、環境と法、大学生入門a(火3)、大学生入門b(火4)、大学生入門c(水4)、教養特別講義a、総合問題ゼミⅡ
2018年度担当科目
長崎総合科学大学
憲法Ⅰ、憲法Ⅱ、法学入門、現代社会と法、環境と法、大学生入門(火)、大学生入門(水)、社会科学ゼミⅠ、社会科学ゼミⅡ、総合問題ゼミⅠb、総合問題ゼミⅡb
2017年度担当科目
長崎総合科学大学
憲法Ⅰ、憲法Ⅱ、法学入門、現代社会と法、環境と法、大学生入門(火)、大学生入門(水)、社会科学ゼミⅠ、社会科学ゼミⅡ、総合問題ゼミⅠb、総合問題ゼミⅡb